「Active Backup for Business」を使って、BUFFALO TeraStation TS3400D のデータをSynology DS920+ に自動バックアップする設定をしました。
Synology側から出来る
速度の遅すぎる TeraStation TS3400D は、もう日常業務で使っておらずたまにテストで使う程度。
それでも、定期的にバックアップしておきたいデータがあったので、Windows PCのフリーソフト「bunbackup」で自動バックアップを設定。TeraStation内のフォルダAを、Synology内のフォルダBへミラーリング差分コピーしていました。
問題の多い Microsoft Windows を介さずに自動にバックアップが出来ないか?調べると、Synology 側に TeraStation を外部ファイルサーバーとして登録する流れで自動バックアップ設定が出来ました。テラステーションのCPUは非力なので好都合です。
Active Backup for Business
Synology 管理画面での操作。パッケージセンターから「Active Backup for Business」をインストールしアクティベーション。Active Backup for Business アプリを開き「ファイルサーバー」から「サーバーを追加」
以下、当方のTeraStationの場合なので、内容にアレンジが必要な場合もあります。
【サーバーを追加】
・SMBサーバー
サーバーアドレス:TeraStationのipアドレス「192.168.0.999」みたいな値
ポート:445と入力されてたのでそのまま
アカウント:TeraStation の管理画面ログイン時の管理者アカウント
パスワード:上記TeraStationアカウントのパスワード
ココまででTeraStationを「ファイルサーバー」に追加できました。
【バックアップタスクの設定】
バックアップ元:追加したTeraStation フォルダを選べる。
ダックアップ先:Synology DiskStation にバックアップ作業用のフォルダを作り指定した。
「ファイルフィルタ」でコピーしなくてよいファイル「*.tmp」など追記して指定した。
バックアップ先のフォルダにはバックアップ元からのデータだけでなく、アプリが使う付随のフォルダデータも書き込まれる。バックアップの管理画面やログなど、詳細なレポート画面も用意されているので、そのためのデータらしい。
設定したタスクやフォルダを削除する時
バックアップの場所を変えたい時、「Active Backup for Business」のタスクを削除しても、指定していたバックアップ先フォルダ内に消せないフォルダが発生。
「使用中なので削除できません」と警告が出る。どこで使用中なのだろう?
Active Backup for Business の「ストレージ」メニューに、タスクを作成時に追加されたフォルダ利用の設定があったので、「削除」ボタンで設定削除したら、フォルダ内の消せないフォルダも削除することが出来ました。
スッキリとしたバックアップ設定が出来るまで、何度か試して消してやり直しました。