LinkStationのファームウェア更新はPCからではない

型番はLS520D

BUFFALO LinkStation LS520Dは2個のHDDをマウントする。データ読み書きの速度があまりにも遅すぎて使っていなかったが、久々に電源を入れたら「デグレードモード」だという。HDDが1つ故障している状態。HDD交換の手順を調べていると、新しいファームウェアを見つけてしまった。

LinkStation 500 シリーズファームウェア アップデーター (Windows)

現状はVer.4.13、最新版はVer.4.53[2023/04/10]。この間にもファームウエアのバージョンは何回もあったようだが、知らなかった。
LS520DのWEB管理画面からメニューの「ファームウエア」をクリックすると、古いバージョン4.13で使っていても「本製品には最新のファームウェアが適応されています。」と表示されるのだから、知るはずがない。

今回、LS520Dの故障があり、調べて偶然たどり着いたファームウエアの更新情報のWEBページを読むと、Ver.4.13からVer.4.53まで6年も経っている。この6年間、管理画面からのチェックでは「本製品には最新のファームウェアが適応されています。」との表示だったので、旧バージョンを使い続けていた。

アップデータはNASにコピー

さっそくリンクステーションLS500シリーズの最新ファームウエアをダウンロードし、解凍。ここでテラステーションだったら、解凍したフォルダにアプリがあり、アプリ起動するとネットワーク上のTeraStationの中で、アップデートが必要な個体を見つけ出すのだが。リンクステーションは違った。

LinkStation LS500シリーズのアップデータは、ダウンロードした圧縮データを解凍するとブラウザにマニュアルが表示される。

  1. 解凍フォルダの中に「install_v4.53.img」がある。
  2. imgファイルをアップデート対象のリンクステーションのフォルダにコピー。
  3. リンクステーションWEB管理画面で「ファームウエア」メニューをクリック。
  4. ファイル「参照」ボタンでNAS内のimgファイルを参照(2.のフォルダ内のinstall_v4.53.img)。
  5. 手動アップデートできる。

といった流れで、無事Ver.4.53になりました。