たまにリモートで使うPCでアットマークが入力できない

以前に投稿した「新品PCのキーボードでアットマークが入力できない」と同じ症状が、別の解決方法で一部条件付きで直った実例です。

キーボードの記号がズレている

普段使わない、遠方の事務所にあるPCを、たまにWindowsリモートデスクトップでアクセスし、短時間使うことがあるのですが、いつ頃からか「@」をキーボードで入力しても、別の文字が出てくるようになってしまいました。ひとまず「シフト+2」を押して「”」のタイプをすることで「@」が入力できるので、あまり深く追求せず「リモートでアクセスしているからかな?」とスルーしていました。

先日たまたま、遠方の事務所へ行き、該当のPCを操作するとキーボードで「半角/全角」が反応しない。キーボードで「 @[ 」を打ってみると「 [] 」と入力されます。

設定は合っているのに

Windowsの表示言語 から 日本語 をクリックすると「オプション」ボタンが出てくる。
オプションから「ハードウェア キーボード レイアウト」の「レイアウトを変更する」をクリック。
ここで、日本語キーボード(106/109)が選ばれていた。この設定に間違いない。

レジストリの操作で解決した

参考にさせていただいたページはこちら
「ぼくんちのTV別館/Windows 10で日本語入力できない、半角/全角キーが効かなくなった場合の解決方法」

全般の解説も分かりやすく、段階を追って解消方法が紹介されています。
ここには転載しませんので、情報元様のサイトを読みください。

今回、私は「対処方法3 レジストリを変更します。注意しながら行う事。」で、解決できました。
1台目は「LayerDriver KOR」削除のみ。他は正しい値だったのでいじらず解決できました。

2台目は「LayerDriver KOR(値:kbd101a.dll)」はあるのに「LayerDriver JPN(値:kbd106.dll)」が無かったので、既存の「LayerDriver KOR(値:kbd101a.dll)」を名前変更、値変更しました。再起動後にはキーボード入力の記号のズレは無くなり、解決できました。

しかし、リモートアクセスでは異常なまま

元の事務所へ戻り、現地で直ったと思われたPCに、Windowsリモートデスクトップでアクセスしてみると、またキーボードで打つ記号がズレている状態になりました。

Windowsはなぜこんな事になってしまうのでしょうか?家電だったら欠陥商品として問題視されるはずなのですが、Windowsを使っている方々はいろいろあきらめているのでしょうか。