今年は実家へ帰らずに、ビデオ通話で話して元気を確かめ合うという案が2020年のゴールデンウィークに首相からあり、このビデオ通話が「オンライン帰省」というキーワードになりました。オンライン会議、オンライン葬儀など、実際に人が集まらないようにしつつ、コミュニケーションする感覚に慣れていく一年です。お盆休みも Online 帰省が多いことでしょう。
このオンライン帰省で、より距離感を実感し、会うという行為にカタルシスを求めるエクストリームガチ勢は、グーグルマップで自宅から実家までのルートをストリートビューで辿っているそうです。
こどもとモニタの前に座り、高速道路を走り、実家の街へクリック、クリック。
時間をかけ、移り変わる風景を見て、自宅へたどり着いたところでやっとビデオ通話をつなぐ。孫が、おじいちゃんおばあちゃんに「道を走ってきたよ!」という。これも、今年の夏の体験として記憶に残るのかもしれません。