コインランドリーが出てくるミュージックビデオ100本以上を紹介中。今回は144本目です。小さな女の子、そしてそのお母様、お待たせしました!ザ・イエロー・モンキーの登場です。
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ミュージックビデオ「Balloon Balloon」の画面構成は、基準線の取り方がハッキリさせた背景でおもちゃ的な映し方をしています。風船を、状況あるいは心情に見立て、膨らんで飛ぶこと、膨らんで割れることをセットに唄っていることに意味があります。見えなくなるまで飛んでいく、割れてしぼむ、ともに膨らんだ後の終わりを描写している。「あんなに飛ぶなら、こうしておけばよかった。」「どうせ割れるなら、ああしなければよかった。」それは、バルーンの糸を掴んでいるうちには思わない事。映像の中でふざけ倒しヘン顔する主人公は、怖いものなしに浮かび壁に当たってはバウンドする風船の様に今を逸楽しています。
ロケ地は、印西牧の原駅降りてすぐのビッグホップガーデンモール印西。観覧車や動物ライドマシンなど施設内の色んな場所が出てきます。コインランドリーは、ホワイトピア 印西BIGHOP店で、TOSEI のシルバーの乾燥機がシンメトリーに登場するシーンが、その前で意味ありげに振る舞うモデルで俳優の長井短を引き立てています。共演者がマネキンというのも変人性に注目させるうまい手法です。手足の長さが彼女に釣り合うような生身の男性演者を2名投入してしまうと、画面の支配力がかなり分散してしまうでしょう。他者は人形で、箱庭のように映るこのアミューズメントモールは、主人公の閉じた妄想、バルーンの内側なのかもしれません。風船は遊びの終わりを見届ける玩具です。
2015年、THE YELLOW MONKEY 「Spark」のインスパイヤ引用楽曲「スパーク」を1stアルバムに収録してスタートした BiSH が、2023年ラストシングルに吉井和哉プロデュース作詞・作曲・プロデュースの「Bye-Bye Show」という曲にたどり着き終演を迎える。アイドルユニットはそれ自体が、卒業や解散という終わりをファンに見届けさせる芸能だが、エキセントリックな行動や記録的な数値ではなく、吉井和哉を到達点として環を閉じてみせるとは。想像し得なかった美しい物語だ。BiS 1期の「Primal.」以前から界隈を追っている者にとっては感慨深いことだろう。
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