入力内容は間違いない
営業所Rで使っている TeraStation TS-XL。重要な用途では使っていないので数年間放置して共有フォルダを使っていたのですが、メール通知の設定をしてみました。
送信用のメールアカウントを用意して設定することで、各種エラーなどのシステム通知が自分のメールアドレスへ届きます。
テラステーションの管理画面にログイン。少々古い型番の TeraStation TS-XL は「システム」メニューから「メンテナンス」をクリックし、メール通知設定を入力し設定終了。設定の内容や操作はインターネット上の多数の情報でも確認できます。
ところが「次の処理は、エラーにより完了できませんでした。:メール通知テスト送信」と失敗します。数回試しました。ここまでの入力内容と操作に問題はありません。
少し時間を置いてから再度やってみようと席を離れました。
デフォルトゲートウェイが0.0.0.0
再度挑戦。PCからブラウザ管理画面を出すために NAS Navigator2 でテラステーションを検索表示すると右下のIPアドレス、サブネットマスク等の欄で、デフォルトゲートウェイが 0.0.0.0 になっていました。これでは外部と通信しないはず。
この TeraStation は営業所内で、2つのネットワークを分けて使っていた時期がありました。事務所内には、重要なデータを扱うネットワークAと、スタッフがスマホなどwifiで使って良いネットワークBがあります。2つのネットワークは、完全に分離しており交わることはありません。
営業所Rで使っている TeraStation TS-XL は、はじめは重要な役割でネットワークAのLANケーブルをLAN1ポートに挿して固定IPを使っていましたが、スピードが遅すぎるので数年前に役目を終えました。取り外した TeraStation TS-XL はその後、実験用にネットワークBのLANケーブルをLAN2ポートに挿してDHCPで使いました。ここで事務所内のアクセスはできるので気がつくのが送れましたが、デフォルトゲートウェイに問題がありました。
テラステーションの管理画面にログイン。ネットワークの設定でLAN1ポートの固定IP設定を解除するために「DHCP 有効にする」に設定。ネットワークBのLANケーブルをLAN2ポートから外し、LAN1ポートに挿すと正しいデフォルトゲートウェイを表示しました。
固定IPを利用する場合もLAN1ポートで設定をやり直せば大丈夫だと思います。
メール通知を送信できた
もともと登録のための操作は間違えていなかったので、ネットワークの問題が解決後はメール通知設定の完了後にテストメールを送信できました。
ついでに、エラー時だけでなく、毎日11:00に定期報告を送信するようにセットしました。
今回は、NAS Navigator2の表示で気がついたのですが、LAN2を使っていてTeraStation 管理画面を見た時に、デフォルトゲートウェイ0.0.0.0に気づける画面表示はあるのでしょうか。
メモ
送信メールのドメインが @aaaa.co.jp で、受信メールのドメインが @bbbb.co.jp のように違う場合、テスト送信でエラーが出ないのに着信がない込とがありました。 このときは試しに送信メールと受信メールのドメインを合わせて、両方 @bbbb.co.jp のメールアドレスを使ってみたら受信ができました。
これは、どういう現象なのかよくわかりませんが、今後もテラステーションをメインの機器として使うことは無いので、究明しないことにします。