いつの間にか慣れてしまった名前、意味を知らなくても通用して使っている言葉があります。
PCR検査もそのひとつかも知れません。
表面的に知っていることと言えば、唾液を集め検査することでウイルス感染しているか、陽性陰性の反応を知ることができる。では、ピーシーアールとは?
掘り下げると大量の情報量になってしまう事柄ですが、立川病院様がホームページに簡潔にまとめられた情報を出していらっしゃいます。
PCR検査とは、正式名称「ポリメラーゼ連鎖反応」(Polymerase Chain Reaction)の略でウイルス等の遺伝子(DNA:デオキシリボ核酸)を増幅させて検出する技術です。
具体的に言いますと、まず目的の遺伝子を抽出します。遺伝子は通常二重らせん構造していますが、遺伝子に熱を加えると2本鎖のDNAから1本鎖のDNAに分離することができます。
この1本鎖になったDNAにDNA合成酵素(DNAポリメラーゼ)を使って片側のDNAを合成していき元の2本鎖のDNAを作っていきます。
つまり1つだった遺伝子が2つに増えた事になります。これを繰り返していけば、ネズミ講のように同じDNAが増えていくということです。増えたDNAに標識をつけておき視覚的にわかりやすくして検出します。
これがPCR検査法です。
PCRは、ポメラリーゼ、チェーン、リアクション。
引用元のページはこちらです。
https://www.tachikawa-hosp.gr.jp/kenko-column/pcrkensa.html
健康コラムが、読みやすい文章と長さで思わずいろいろ読んでしまいました。