パカっとロッカーを開くと、お店

先日、社用車で箱トラックが増えたことに触れましたが、現在、そのトラックで今メインに行なっている仕事が、ロッカーの設置です。近年ロッカー需要が高まっています。宅配ロッカーは不在時の通販の受け取りで注目され、自宅でなくても駅コンビニに通販を受け取るロッカーが流行り始めました。
単純に荷物を預けるコインロッカーも、今はスマートフォンでロックや解除を行う仕様に変化し、鍵紛失が激減。そのかわりと言ってはなんですが、ロッカー用のコールセンターには「スマホをロッカーに入れて閉じてしまったので、開けられない」という緊急コールが増えているとか。

他にも、ロッカーを使った注目のビジネスが、ロッカーを開くとお店になる「POP-UP BOX(ポップアップボックス)」です。新宿駅で実物を見ました。什器となるロッカーをおけるスペースがあれば、在庫とショーケースが設置完了。閉店時はスッキリ省スペースで、電子決済のみのレジは厳禁を扱うリスクはありません。駅ナカのショップであれば、お客さんは交通系ICカードを持っているはず。

パカっと開くとお店。このロッカーを使うお店は、キッチンカーよりも省スペースな軒先を借りて展開するビジネスでも、用いられるようになるかもしれません。