山の中のドコモバイクシェアサービスは別のエリア選択が必要だった

※この情報は2023年11月時点のものです。

各地でスポット利用するユーザーです

23区内で「ドコモ・バイクシェア」が提供する自転車シェアリングのヘビーユーザーです。

今回は、東京都あきる野市秋川渓谷のエリアで、都心ではおなじみの赤いシェアサイクルの利用に手間取ったお話です。

アプリの地図上にポートが無い

場所は秋川渓谷の瀬音の湯付近の十里木という交差点です。3台位置けるサイクルポートに、バッテリー70%の電動自転車と「東京渓谷サイクリング」という看板に案内のチラシがありました。

いつも使っているアプリ「バイクシェア」を起動し、マップ表示をしてもこの場所のポートが表示されません。あらためてチラシに目を通すと、駅付近にもサイクルポートがあるようです。アプリはここからダウンロード、という2次元コードをカメラで読み込みましたが、すでにインストール済みの「バイクシェア」アプリと全く同じアプリのようです。

一応、アプリの削除から再インストール、起動して自分のドコモIDで再ログインを行ってみたが、業況は変わらず。解決しません。

ドコモバイクシェア・コールセンターの人は何も知らなかった

ドコモ・バイクシェアコールセンターへは何度か電話したことがあったので、そちらに「ポートが表示されない。場所は秋川渓谷」と相談すると「そんなポートは無い」との回答。「ポートが無いなら、どんなイレギュラーなケースが考えられますか?こういった問い合わせは過去にありませんか?」と追加で質問したが、コールセンターの人は、自分で考えて解決を促すタイプでなく、決められたマニュアル対応のバイトさんのようなので、ここまでで電話を終了。

問い合わせ先は、ドコモ・バイクシェアではない。

システム提供エリアでのアプリの使い方

再度チラシを読んでいくと、こちらの東京渓谷サイクリング・レンタサイクルの問い合わせ先電話番号が、個人ケータイのような電話番号だったので、そちらにかけてみた。
※先にドコモに問い合わせ電話をしたのが宛先違いであった。

電話は、駅前のレンタサイクル管理のスタッフ様に繋がり、丁寧に対応いただくことができた。同じ質問「アプリは普段使っているが、ポートが表示されない」と告げると、少々説明が難しいことを前置きされて、
「いったんアプリを削除して、再インストール。ドコモIDは新しいものを作成する。アプリのはじまりに<使用するエリア>で<西多摩>を選択する」とのこと。【注】もっとスマートなやり方があるかもしれないが、電話口でこちらの操作がわかりやすい方法で教えていただいた。

【他の地域ですでにユーザーだった場合】

  • 「バイクシェア」アプリを削除
  • 「バイクシェア」アプリ再インストール
  • 別のdocomo IDをつくる
  • 別のドコモIDでログイン
  • バイクシェアを利用するエリアで「西多摩」を選択
  • 都内で使っていた時同様にポートが表示される
  • 使用エリア内で別のポートに返却も可能

「はじめてこのアプリを使う人なら問題ないのだけど、今まで別のエリアで使ってたことがあると、難しいのですよ」と、過去にもこの事例があった様子。JR武蔵五日市駅終点からさらに西へ移動した秋川渓谷、ここが「西多摩エリア」ということも思い浮かぶことが無く、見慣れた赤い電動自転車に反応したことから、レンタル操作を試してしまったことがミスの原因でした。

docomo IDで利用するバイクシェアサービスは、システム提供エリアに札幌、岐阜、名古屋、広島ほか、様々な地域で同じ「バイクシェア」アプリを使ったサービスがあるようです。ログイン情報を分け、ログイン時に使用エリアを分ける、などの切り分けをしっかり行わないと、新宿から新潟まで電動自転車で移動しようとするユーザーが発生してしまうのかもしれません。