北区JR山手線「田端駅」北口から徒歩5分にある「CINEMA Chupki TABATA」は、目の不自由な人も、耳の不自由な人も、車いすの人も、発達障害のお子さんや、小さなお子様連れのママたちも。だれもがいつでも安心して、一緒に映画を楽しむことのできる、すべてのお客様を対象とした映画館。
日本映画の上映も日本語字幕がつくことで、耳の不自由な人も映画を楽しめます。目の不自由な人のための音声ガイドは単なる画面説明ではなく、情報の順番や効果音で伝わることなど総合的に映画の感動を最大に感じるための映画音声解説を作品ごとにされています。
北区田端にそんなユニバーサルシアターがあることで、近隣の商店街もいろんな方々が来られることへの対応が広がり優しいエリアになっていると伝え聞きます。
さて、気になるのはこの劇場の名前、シネマ・チュプキ・タバタ。シネマは映画。田端は何もない田端(いろいろありますアニメ『天気の子』のロケ地とか)。では、チュプキとはなんのことでしょうか?耳慣れない単語です。
「チュプキ」とはアイヌ語で、月や木洩れ日などの「自然の光」を意味するそうです。
シアターの特徴 | CINEMA Chupki TABATA
日本初のユニバーサルシアター チュプキの運営母体は、2001年から目のみえない人たちと共に映画鑑賞を楽しむため
シアターのイメージは“森の中”
「チュプキ」とはアイヌ語で、月や木洩れ日などの「自然の光」を意味します。
シアターのイメージは“森の中”
ところどころに、木や緑のぬくもりのあるものを置いています。床には人工芝を敷き、屋内にいながら野外上映を味わっているような、自然と一体となって、リラックスできる空間を演出しています。
北区の映画館。目の見える方でも、音声ガイド自体を独自の映画体験として楽しむ方もいらっしゃいます。
まだご存知でない方は、ぜひ劇場の紹介記事からでもお読みください。