コインランドリーが出てくるミュージックビデオ170本以上を紹介中。今回は171本目です。作業台のあるコインランドリーはゆとりがある。
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「アイワナ」の歌詞では、罠にかかっている自覚がありつつ、引かれてゆく好意が描かれています。広告の舞台裏では、罠や誘惑ではなく訴求という言葉を使いますが、「興味を持ってもらう、理解してもらう、好印象を獲得する」ことは商売の、お店づくりの全般に通じるのではないでしょうか。
飲食店を営むオーナーが、1日1,2回外食して1年400回以上、自分はなぜこの店に入ろうと思ったのか、なぜこのメニューを食べたいと思ったのか、ずっと研究してメモしているそうです。お店の見せ方も、興味を引いたのか、安心感があったか、本人のコンディションによって、きっかけも、リピートするかも変わりますが、それでも「なぜだったのか」をメモしてゆくと、お店をアピールするアイディアが1年で400案以上溜まってゆくと言っていました。
複数の店舗から、コインランドリーを選ぶ理由はなんでしょう？「近いA店より、少し離れているけどB店へ通っている」その理由を文書にしてみとアイディアのヒントになることでしょう。
MV「アイワナ」のロケ地は、エレクトロラックスの大型ランドリーマシンが並び、木目調の大きな作業台があります。駐車場もあるロードサイドのECO WASH CAFE 系列店かもしれません。この作業台があると、大物洗いをした時にきちんと畳んで持ち帰ることが出来ます。省スペースの店舗で、乾燥機の扉からランドリーバッグへそそくさと詰め込んで店舗を後にするコインランドリーもありますが、大型14kgの乾燥を終えた後などは、いったん乾いた洗濯物を分類したり、畳んだりしたいものです。
また作業台は、待っている人が本を読んだり、コーヒーを飲んだりする居心地も創り出します。汚してしまった場合に、利用者に自分で拭いてもらえるように、除菌スプレーや台拭きなどが置いてあると安心感があります。ビッグサイズで沈む体にフィットするビーズクッションが、立てなくなるくらいの居心地を表現して「人を駄目にするクッション」と呼ばれるように。スッキリと清潔感のある作業台と椅子があるコインランドリーは、時間を忘れて過ごせる「罠にかかるランドリー」と呼んでもいいでしょう。良い罠、関わった人がハッピーになる罠を仕掛けましょう。
コインランドリーオーナー様へ
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