バールのようなものの「のようなもの」とは?

社屋の下の駐車場で、貸倉庫をメンテナンスしているスタッフが出動のための道具を揃えていたので写真を取りました。主に掃除用具と工具ですが、かなりのパワーを発揮する工具も揃っています。

鉄の棒で片側が曲がっている長い釘抜きのことをバールと呼びますが、事件関係のニュースで
「バールのようなものでこじ開けた」
「バールのようなものでなぐられた」
と耳にする「のようなもの」とは何でしょうか?まだ名前が浸透していない、似ている形状の武器があるのでしょうか?

「のようなもの」とは、実際には鉄パイプかも知れないし、棍棒かも知れない。現時点では特定出来ないが、バールを用いた使い方に当てはまるもののようです。テコで力を加えた、シャッターくらいなら破れる、振り回しやすい。物体の名称を特定しないで、棒状のものを握って行った場合に「バールのようなもの」と表現するようです。

未確認の飛翔体をUFOと呼びますが、未確認の手頃な棒がバールのようなものと考えていいようです。