タイの王室庁は日本時間の13日午後9時前、声明を出し、プミポン国王が13日死去したと発表しました。
プミポン国王陛下のお写真や肖像画は、日本でもタイレストランやタイ人のご家庭で飾られていて見慣れていることからも心情的な距離の近いニュースに感じられます。タイ社会の発展をお祈りいたします。
タイ政府は1年間の服喪期間を発表しており、崩御後30日間は、黒か白の服装の着用を国民に求めているとのこと。国王への哀悼の意を示そうと、国全体の規模で黒い服を着る人が増え、黒い服が品薄だとか。タイ政府の動きで低所得の方に黒いTシャツを配布するサービスや、無料で服を黒く染めるサービスもはじまったそうです。もともと黒い服や白い服を持っていた人も、汗をかく日常で数日間着回しできるだけの量は中々間に合わないかもしれません。着用を求めるだけでなく、黒い服供給の早急な対応も迅速に行なわれたのですね。