街の電子表示が進化していた

JR駒込駅ホーム頭上の「先発:池袋・新宿方面1:00、次発:池袋・新宿方面1:03」というLEDライト表示版が、液晶モニタになり「山手線 約3分後 池袋・新宿方面」の文字サイズも大小メリハリが付き色分けも図も情報が整理され、多くの表現が可能になっていました。
慣れるまで期間が必要ということもなく、単純に、見やすく、分かりやすくなったという印象。JRは、駒込駅を皮切りに、山手線を中心に徐々に変えてゆく計画らしいです。駒込駅は、乗客の数がほどほど、少なくもなく多くもないので、試験導入駅に選ばれたのでしょうか?!

そして、自由な表現のできる液晶表示がこれからは常識になりそうな場所が、商品棚。ビックカメラの進化した電子棚札が話題になっています。

ビックカメラの「電子棚札」がまた進化! 作業負担軽減からコミュニケーションツールへ - BCN+R
8月28日にオープンした「ビックカメラ イトーヨーカドーたまプラーザ店」では、電子棚札の新しい取り組みが披露された。

商品数も多ければ、価格の変動も激しく、ネット通販と合わせなければいけない手間を、電子棚札により解消しています。

これまで毎日、ネット通販の価格変動に合わせて、店舗の店員は何千枚というプライスカードを変更する作業に追われていた。単純にこの負担がなくなる。電子棚札だと、本部で指定商品の価格を変えるだけで一斉に店頭の価格を変更することができるからだ。

電子棚札は、型番単位で変更させることが可能。システム上は店舗別に変えることも可能だという。ただ、ビックカメラではネット通販「ビックカメラ・ドットコム」と店頭の価格を同一にしている。

ノジマも導入を発表しました。

ノジマが「電子棚札」全店導入、ビックカメラは60億円の投資試算 - BCN+R
店員の人手不足解消や来店客の顧客満足度を上げるツールとして期待される「電子棚札」で、ノジマは10月18日、全184店舗への導入を完了したと発表した。

ビックカメラの電子棚札は評価の★やレビュー数も表示されています。スマホをかざすとレビューが読めるようです。今どき、よくできたCMより、どこの誰だかわからない人が書いたレビューのほうが購入意欲を肯定する、時代を表しています。

郊外型のショッピングモール、ホームセンター、大手コンビニ、など、この仕組が普及して、まったく普通の風景になるのも遠くない未来のような気がします。