画面右下の怪しい警告ウインドウ、自分で許可した警告ですよ

グループ会社全体で、毎月第◯週の◯曜日はウイルス対策ソフトを手動で立ち上げて、PC検査する日と決めました。ウイルス対策ソフトは基本自動で働いているので、対策の強化というより、意識の向上が目的です。

迷惑広告を表示するソフトやサイトは、騙す文字を表示しているだけのウインドウなので、ウイルス対策ソフトをすり抜けて、操作する人に「反応」させてしまう。そっと閉じればいいだけなのに、余計なアクションをして、PCを危機にさらしてしまうことがあります。

「画面の右下に、広告が出るようになってしまったんです!」というスタッフのPCを見に行ってみると怪しいソフトはインストールされておらず、Chromeブラウザで見に行ったホームページの「このサイトから通知を受けますか?『許可』『拒否』」の許可をした設定がありました。文字を読んでいない、文字を読んでも理解できていない。自分が何を許可したのか分かっていないパターンです。こんなことも、自分が許可ボタンを押したからそうなったのだ、と身にしみてほしいところです。設定は通知をブロックにしました。設定を削除すると、また同じサイトを見た時に「通知受けますか?」のアラートが出ることでしょう。

毎月第◯週の◯曜日はウイルス対策の日、とはウイルス対策ソフトを月に1度でも各自立ち上げて操作することで、そういう方向に理解をひろげてくれ、というキャンペーンです。