コインランドリーが出てくるミュージックビデオ160本以上を紹介中。今回は167本目です。八王子のコインランドリー白い家が3回目の登場です。
（過去のMV紹介はタグ「ミュージックビデオ」をクリックしてください）
ロケ地は、漫画原作のテレビドラマ『みなと商事コインランドリー』の舞台にもなった八王子市東中野のコインランドリー白い家です。演技パートと演奏パートで屋内のカット割りも多く、平成レトロでありながら清潔な店内の様子がよくわかります。
演出上の指示だとは思いますが、金髪の男性がサンヨー洗濯機の上に座ってギターを弾いています。ミニマムなスペースの中で、色々な画作りをしたいという努力は分かります。過去に紹介した他のミュージックビデオの中でも、洗濯機の上に座るシーンはありましたが、もうそのような時代ではないということを考慮しなければなりません。
乾燥機の丸ドアを開けて中に腰掛けているポーズで撮影された写真のSNS投稿は、批判炎上を招きました。
このコインランドリーを舞台にしたドラマの主人公たちが居合わせたら何と言うでしょうか。代わりに、無人店舗の管理に関わる清掃員さんに話を聞くと「洗濯機の上に座ってギターを弾くのは、コンビニのおでんを素手でつんつんするのと同じような行為」とのこと。
「洗濯機の上に座ってギターを弾くのは、コンビニのおでんを素手でつんつんするのと同じようなもの」とのこと。「設備に腰掛けてしまったことを良くないこととして伏線回収する内容が作品内にあれば、必要なカットとして納得できましたが無かった。軽率と受け止めてしまう。本当にコインランドリーが必要な利用客をなめてはいけない。他人に対しての想像力の欠如」という指摘は、厳しい目線でしょうか？一般的な感覚で、ランドリー機器をガラクタのように扱ってはいけません。
ミュージックビデオ「相変わらず、愛変わらず」では回想シーンの末現実に戻ると、ゴミ入れにチャームを捨てていく女性の主人公を通して恋愛のピリオドが演出されていますが、洗濯機の上蓋に乗ったギタリストへの冷淡な警鐘だったのかもしれません。次なる一歩の背中を押したいラストシーンです。
「過ちを気に病むことはない。ただ認めて、次の糧にすればいい。それが、大人の特権だ。」とフル・フロンタルも言っています。
過去に登場した白い家のMVはこちら。待つためのイスもある良いコインランドリーです。
コインランドリーが登場するMV／相谷レイナ「Laundry」
コインランドリーが登場するMV／超ときめき♡宣伝部「かわいいメモリアル」
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